疲労損傷評価を行うためには,供用期間にどのような風速にどの程度の時間さらされるか,その風速によってどのような応力が発生するか,さらにその応力によってどの程度の疲労損傷が蓄積されるかといったことを評価する必要があります.風速の作用時間の評価においては台風シミュレーション・気象データの分析が,発生応力の評価には応答解析やFEM解析が,疲労損傷度算定にはS-N曲線がそれぞれ必要となり,多岐に渡る解析が必要となります.
弊社では,これらの解析を全て網羅するシステムを開発し,お客様にその結果を提供しています.
下図は,フランジ継手のボルトの疲労損傷評価の事例です.
供用期間における風速の作用時間の算定例 |
ボルトに作用する力を算定するためのFEMモデル |
外力とボルトに作用する力の算定例 |